日本陸上界を代表するスプリンター、桐生祥秀(きりゅう よしひで)選手――再びその名前が大きな注目を集めています。
2025年8月3日、富士山の麓にある銘水スタジアムで開催された「富士北麓ワールドトライアル」の男子100メートル予選で、桐生選手が見事9秒99(追い風1.5メートル)をマークし、約8年ぶりに10秒の壁を突破しました。
観客の熱気、選手たちの気迫、その瞬間の会場の歓声が日本短距離界の新たな一ページとなりました。

再び9秒台…桐生選手の走りはやっぱり日本陸上の希望ですね!
桐生祥秀選手の経歴と成績、最新の大会速報も
桐生祥秀選手は1995年12月15日、滋賀県彦根市生まれ。中学時代から陸上競技で頭角を現し、洛南高校に進学。
高校3年時には2013年4月の織田記念で10秒01という当時日本高校記録を樹立し、一躍次代のエースとして注目を浴びます。
東洋大学進学後も順調に実力を伸ばし、2017年9月9日、日本学生対校選手権(日本インカレ)決勝で日本人初の9秒98を記録。
この年は日本だけでなく、世界のスプリント界からも熱い視線が注がれました。
桐生選手は4×100mリレーでも国際舞台で存在感を発揮し、2016年リオ五輪では銀メダル獲得にも貢献。
近年はケガや病気もあり一時代表から遠ざかっていましたが、2025年シーズンは好調をキープ。静岡国際での優勝、日本選手権での5年ぶり優勝、そして2025年8月3日(日)の富士北麓ワールドトライアルでの9秒99―。
見事、9月の東京世界選手権の参加標準記録(10秒00)を突破し、代表入りが確実となりました。

桐生選手の走りはいつ見ても心を奮い立たせる力がありますね!
桐生祥秀選手の身長などプロフィールを紹介
- 氏名:桐生祥秀(きりゅう よしひで)
- 生年月日:1995年12月15日
- 出身地:滋賀県彦根市
- 身長:175cm
- 体重:約70kg
- 所属:日本生命(日本陸連ナショナルチーム所属)
身長175cm、体重は70kg前後で、バランスの取れた体格と爆発的なパワーを兼ね備えています。
高校時代はもちろんのこと、大学から社会人へとステップアップしてもその身体能力は衰えることなく進化を続けてきました。
日本人離れした筋力とスピードで、数々の大会でトップの座を獲得。努力と才能が融合したプロフェッショナルな姿が、多くの若者の憧れでもあります。

ただの短距離選手じゃない、常に新しい自分に挑戦し続ける熱さがカッコイイ!
桐生祥秀選手の結婚や家族構成について
桐生祥秀選手は2020年11月30日に一般女性と結婚を発表しました。
お相手の詳細は公表されていませんが、桐生選手は「家族の支えがあってこそ競技に打ち込める」と語っており、温かい家庭を築いています。
2021年12月には第一子が誕生し、父親としての新たな役割を果たしながら競技活動も続けています。
また、兄の桐生将希さんも陸上選手として活躍しており、幼少期から兄弟で切磋琢磨し合ってきました。
将希さんは弟の祥秀選手に陸上を勧めるきっかけとなり、現在も精神面や競技面で良きサポート役を担っています。
両親とも親しい関係を保ち、家族全体が桐生選手の力強い支えとなっていることは間違いありません。

家族の温かさが、桐生選手の原動力になっているのを感じますね!
まとめ
桐生祥秀選手は、日本陸上界を代表するスプリンターとして輝かしい実績を持ちます。
高校時代に10秒01の高校記録を打ち立て、2017年には日本人初の100m9秒台となる9秒98を記録しました。
以来、国内外の大会で活躍を続け、2025年には約8年ぶりに再び9秒99をマークし、富士北麓ワールドトライアルで存在感を示しました。
175cm、70kg前後のバランスの良い体格を持ち、精神面でも家族の支えを受けて競技に専念しています。
2020年に結婚し、翌年第一子が誕生。兄弟や両親とも良好な関係を築き、家族の支えが桐生選手の原動力となっています。
これからも世界の舞台での活躍から目が離せません。

桐生選手の挑戦はこれからも続く。未来への期待が膨らみます!
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